台北の東にある街、宜蘭&礁溪に行ってきた。
言語交換をやっているMILKが宜蘭(イーラン)という街の出身だそうで、行ったことがないというと、里帰りするけどせひ遊びに来てください。というので行ってきた。
僕の宜蘭の前知識。
・台湾の右上
・台北からのトンネルが15年前に出来た。
・それまでは陸の孤島
・だから自然がいっぱい。
・電子花車がまだあるような田舎
・ビーチが綺麗
連休でMILKは既に宜蘭にいます。
僕は一人で朝からバスに乗って出発。
台北駅北側にあるバスターミナルから宜蘭県の礁溪(ジャオシー)という街に行きます。
100元くらい。安いなあ。
このバスターミナルはバス乗り場が四方に取り囲むように設置してあるので歩かなくていい。
4階建てで数分に1本の割合で台湾中の都市に24時間走ってる。
高速直結。
日本の交通機関乗り場だと歴史があるせいで、後からいろいろ増築したりくっつけくっつけしてカオスになってる。
台湾でも大人気の安藤忠雄ですが、彼が作った(監修だけ?)副都心線渋谷駅なんてもう迷ってくれと言わんばかり。
けど台湾の地下鉄もそうだけど、こっちは比較的新しく一から設計できるせいか、開発独裁の名残かわかりませんが、設計に無理がないわかりやすい導線で僕はいつも感心するわけです。
で、礁溪に着きました。
暑い、暑すぎる。じっとしてるとヤケドしそうな日差し。
MILKに電話して合流。
宜蘭は雨が多いので、バイクにはワイパー付きのスクリーンをみんなつけてるそうです。
美味いと評判の行れ列の出来る葱油餅屋さん。
確かに台北で食べた時より美味かった。
タレを自分でつけるので、多めにつけると日本人的にはおいしいです。
観光名所だという「五峰旗瀑布」という滝に向かう。
野良犬はアスファルトに寝ているが、暑いだろう。
この日は34度くらいあって日差しが凄いのに。。
野良犬がね、赤ちゃんの近くに来たら日本人的には恐いですが、気にしないのが台湾流。
きっと、怖がるから嫌うからお互い対立するんです。
ここでは共存です。ピース。
平和。
で、歩いて滝に到着。
ここはまだ途中で、もっと上にもっとデカイ滝があるそうです。
ただもういっか、ってことでここで終了。
観光に対してのヤル気がいつもない。
礁溪は温泉地だそうです。
温泉宿がいっぱい。
ただし、温泉地につきものの風俗街でもあるとのことです。
MILKいわく「ここのエッチな場所は有名です。台北からも来ます。」
たしかに昼なのにすでにいかがわしい雰囲気はちょっとありますねえ。。
台北から1時間ちょっとで来れるので箱根とかみたいな感じでしょうか?
ここは足湯で、近くに公共の温泉もありました。
ちなみに今回もノープランでおまかせツアーなので、次にどこに行くかさっぱりわかってません。
着いたのは、MILKのおばーちゃんち。
僕が前に、檳榔西施(ビンランシースー)を見たい。田舎にだけいるそうだけど宜蘭にはあるか?と言ったので
おばあちゃんにあの日本人が檳榔西施を見たいそうだけど、どこかにいるのか?と聞いていました。
いや、確かに見たいけど、おばあちゃんにまで聞かなくていいです。
結局、檳榔西施はいませんでした。
近所のおじいちゃんのバイクもワイパー付き。
雨が降ってないのに実演してくれて、この後壊れてしまいました。
おじいちゃんごめんよ。
台湾の鶏はなんだか野性的。だからおいしいのか。
そしてこの後、なぜかMILKの実家へ行き、MILKのお母さんの妹とその子供2人とインドネシア人のベビーシッターと合流。
MILKのお母さんの妹の車でどこかに行きます。
謎。
着いたのは、観光地っぽい湖。
みんなで自転車に乗ります。
これは電動だったので楽でした。
子供たちと一緒なのでファミリーな感じです。
そして1周し終わる前にMILKにMILKのルームメイトのズーヤンから電話がかかってきて、今ここにいるそうです。ということで合流。
新しく借りるの持ったえないからか、今度は、MILKのおばさんファミリーの代わりにズーヤンカップルと僕とMILKの4人で1周します。
ファミリーほのぼの雰囲気が一転。
二人で携帯写真撮るカップルを前に見ながらの2週目。
謎。
MILKとズーヤンは幼なじみなので、故郷が一緒です。
彼らが里帰りするのは中秋節だから。
中秋節は満月を見るものらしいです。
なので、見上げてみました。
最後はMILKのおとーさんとおかーさんが出席する老人だらけの仏教パーティーというのにちょっと顔出して、MILKのおかーさんの妹に連れられて展望レストランに行きました。
思ってたより宜蘭は都会でした。
電子花車にも檳榔西施にも出会えなかったけど、楽しかったです。
ただ最後まで、どこが宜蘭でどこが礁溪であの湖がどこなのかわからなかったけれども。