台湾来て1年。振り返ります。
とうとう1年間の台湾留学終了です。
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台湾に留学しますよ
中国語の学習
うんとね、下のはとある就職サイトの語学レベルの選択肢。
1.外国語で打ち合わせや交渉ができる。
2.流暢ではないが、ある程度の日常会話が出来る。
3.学校で外国語を学び、外国語に対してある程度抵抗がない。
たぶん今は2.5だな。
まあ面接だと2って言うけど。中国人が面接に出てきたら死ぬな。
1年で得られた中国語はこんなもんだなあ。
留学前準備で単語いっぱい覚えて、いっぱいリスニングしてくればよかったけど、そんなこと1年前の俺に言っても聞く耳持たないから仕方ないよね。
おっさんになので、耳ができるまでに相当時間がかかった。これは想定外過ぎて何度も泣いた。
20歳の子たちは大体3ヶ月で聞き取れるのが、6ヶ月くらいかかったんじゃあるまいか。
加えておっさんは単語の覚えも悪いしね。
留学はねえ、ほんとできるだけ若いうちに行くべきだよほんと。
まあ、勉強法がわかったということでいいんじゃないだろうか。
行ってみなけりゃこの感覚は持てなかったので、行ってよかったかなと。
そして日本にいたらここから更に中国語力伸びそうにないのも分かった。。
リスニング機会がマジでなさそう。英語ならいっぱいありそうなのになあ。
学校
学校で勉強するって楽しいですよね。この感覚は初めてだ。
たぶん生まれて初めて勉強を自分の意志でやった気がします。
ずっとやらされてた感と何のためにやってるのかよくわかってなかったからね。
よくどの学校がいいかって聞かれるので、お答えしましょう。
実は正直学校はどこでも大差ない。
ただクラス分けのクラスメイトしだいで全然その後の留学生活は変わってしまうと思う。
自力でクラス外にも知り合いどんどん作っていける人には関係ないけどね。
なのでオリエンテーションとか学校初日にいっぱい知り合い作るといいと思います。
一人作るとそっからまた広がるので、初日に声かけまくるといいよ。俺無理だけど。
たぶんこれ大学も一緒だと思うけど、台湾大学に移動してすぐのデビューに失敗して改めて認識しましたわ。その後、台湾大学でずっと友達いないんだもの俺。
あと、授業は最初英語、途中から中国語なので、中国語レベル低い人は全体英語必要。俺英語舐めてたので最初死んだ。
中国語レベルが低いうちは、英語もできないと日本人以外の外国人と仲良くなれないのだよね。これ結構盲点でした。
生活
台北はすごく安全。
綺麗かと言われたら困るが、俺は住めた。
いいのはごはん屋さんがいっぱいあるんで、一人外食し放題である。
ただ最初はなんでも美味しく感じた中華が慣れると、まずいとのおいしいのがわかるようになって困った。
あと台北には、一軒家がないのと日照権なんて概念がない!
おかげで街自体がコンパクト。なのでどこへ行くにも超便利。
知り合いに街でばったりなんてよく起こる。
まあ、東京が異常にデカイだけか。
台北人は外人慣れしてるのか、中国語話せないても、物なくしたり、病気になったりの時以外はなんとかなる。
天気は、夏暑すぎ。でも俺寒いの駄目なので、最高。
仕事でスーツ着る人には地獄だな。
冬は暖房ないとこ多いから大嫌い。雨もずーーーと降ってて太陽でないし。
冬なってから帰国したがる留学生多数。
暖房付きのマンション住んで、常にタクシー移動の金持ち駐在員にはこの気持ち、共感されないだろうなあ。
総合的にはいい街かなあ。
台湾人
「えーと台湾人はですねぇ」って俺は彼女もいないし、お金絡む仕事でぶつかり合ってないので、あくまで学生さんからの視点です。
まず、あの人達自信を持って言い切る。台湾では◯◯だ、台湾人は◯◯だ、と。
で、それを信じてると他では違ってたりする。
嘘つきってことじゃなくてよ。自分たちの周り、自分の考えはこうだっていうだけ、他は知らないってこと。
日本人だと、自分の周りはこうだけど、他は知らない、とか「たぶん」とかそういう言い方する。
逆にいえば、他人がどんな格好しようが気にしないし、かわいくない娘が「エンジェル」なんてイングリッシュネームを名乗ったところで気にしないのだ。
気遣いにストレス感じちゃう日本人には楽かもね。とおもいきや逆に、気使われないからこっちが気を使うは目になってたぶんプラマイ0。日本人って損。。
あとは商売人。会社への所属意識が薄いかも。会社があって自分があるって人は少なくて、自分のために会社があるって感じ。
会社の送別会で泣く人なんていないって言われた。(この情報も言い切られたので他では違うのかも。。)
みんながみんな夢はラオバン(社長)。
このマインドは凄いなあと会社員と無職を行ったり来たりの僕としては見習いたい。
まとめるといいやつ多いなってとこですね。
日本人
実はこんなに日本人と絡むとは思ってなかった。
留学しに行くんだから日本人とはつるまないぞっと思っていた。
けど、おま、英語も話せない中国語も話せないじゃってことで、だんだん日本人っていいよねってなったりして、Wliibarで知り合った日本人客にはじまり、オリエンで知り合った日本人、最初のクラスメイトの日本人、ブログ見て連絡くれた日本人、それらの人の友達の日本人、留学生、現地駐在員、駐在員、ラオバンとなんかいっぱい知り合えた。
台湾にいるって共通点があるので仲良くなるのは早いし、いろんな人がいるってことを知れてとてもよかったなあと。
あと華僑とかハーフともいっぱい知り合って、日本人とか台湾人とかなんか国籍とかの概念が、自分の中でちょっと変わったかなあ。
彼女
出来んかった。
でも11ヶ月目最後の月の目標に揚げた台湾女子とのチューはしたからいいや。
どこで?
秘密。中国語でいうとミーミー。
英語話せる人は結構彼女作ってるので、こんな程度の低いレベルでなく楽しいみたいよ。
まとめると
英語をまずやれってこと。
中国語が既に話せる台湾の若者が英語圏へ留学に行くんですよ。
英語話せず、中国語学んでどーするの?って話ですよ。
まー英語話せると他の国の留学生といっぱい話せるのでそれが一番メリットです。
帰国後の方針
むっ職ー、実家ぐっらしー、いえーい。
中国か台湾で働きたいけど、現地採用はヤダ、でもビジネスレベルの中国語も話せない。
みたいなので、もう中国支社があっていつか行けるとか中国圏向けのビジネス検討してるとかの在東京の企業で働こうかなあ。
それも難しければ、パーテションの向こうの開発部隊に日本人に混じって中国人が一人働いてる。みたいなレベルでも、、、いいのか?意味あるのかそれ。
金ほっしー。
読者の方へ
最後にこのブログを読んでくれた人達へ。
どうもありがとう。
ブログ見て声を掛けてくれて、飲みにも行きました。
そっから友達になって、また友達紹介してもらってってこともありました。
人見知りネット弁慶の僕でもこうしてやってこられてのも皆様のお陰で、ございます。
まさに他力。
ではでは。